小学生がプログラミング言語に興味を持つのはこの読み物

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パパ
まーくん、新しく本買ってきたよ、置いておくね
まーくん
ふーん、またScratch?

息子まーくん(マインクラフト歴約2年、Scratch歴10ヶ月)は、引き続きScratchでプログラミングを楽しんでいます。大作ゲームを作り上げたいと、一つのゲーム作りにずっと取り組んでいるみたいです。

まーくんにしてみれば、プログラム=ゲームという狭い視野で考えていますが、そこに一石を投じてみたくなりました。

パパが、「冷蔵庫も、テレビも、炊飯器もプログラムで動いてるんだよ」といっても、あまり興味は持たれないでしょう。何か視野を広げる本はないものか、と考えているときに、プログラムだけどそれにとどまらない本を見つけました。

まーくん
パパー、僕、C言語勉強してみたいんだ、どうすればいい?
パパ
えーー?自分からそんな気持ちになるなんて!?
パパ
考えは分かったよ、パパも良く判らないけど、一緒にやってみようね

まーくんに強い学習動機を与えた本の内容はこんな感じです。

プログラミングの「考え方」が身につく!

ハードウェアの基礎知識から、プログラムの考え方まで コードを書かない&イラスト中心でわかりやすい! 小学校中学年~高学年むけプログラミング入門書の決定版!
技術は発展し変わって行く。だから、プログラミングの「方法」はすぐ古くなってしまう。 未来のプログラマーを目指す子どもにとって、本来身につけるべきことは、「方法」ではなく「考え方」ではないだろうか。

第1章 プログラムってなんだろう?
第2章 プログラムで動くもの
第3章 人間を手伝うプログラム
第4章 スマホの中のこびとたち
第5章 なかったことにできる!!
第6章 インターネットのしくみ
第7章 こびと同士の会話
第8章 宇宙の声をきくこびと
第9章 みんなでつくる百科事典
第10章 こびとの指示書はこれだ!
第11章 どの言語を学べばいい?
第12章 失敗を恐れない

たぶん、まーくんの心に響いて、学ぼうという行動に移すまでモチベーションを上げさせたのは、以下の何ヶ所かの部分だと思います。

第10章の「実際のプログラムの例」の見出し部で、スクラッチとC言語のプログラムを横に並べて、同じことができると述べています。その中で

隣の「C言語」は、英語と記号がいっぱいだけど同じ内容の指示書だよ。プログラマーが仕事で書いているのは、こういう英語と記号を使ったプログラムだよ。

また、別の見出し「言語にはたくさんの種類がある」では

スクラッチとC言語の二つを例にあげたけど、プログラミング言語には他にもたくさんの種類があるよ。(中略)プログラマーは、「何がしたいか」によって言語を使い分けているんだよ。

その他にも、ここが子どもに響いたのではないか、という箇所を少し抜粋します。

第11章

言語は使い分けられる
いろいろな場所で動くこびとさんに合わせて、それぞれ違う言語を使うんだ。
だから、どれか一つの言語を学んだらパーフェクトなんてことはない。プログラマーは目的に合わせてたくさんの言語を学んで使い分けるんだよ。

言語は諸行無常
どの言語を勉強するのが将来のために一番いいのかな、と気になる人のいるだろう。
でも、言語は簡単に滅ぶものなんだ。10年後にどうなっているかは誰にも分からない。
(中略)
将来のことは誰にもわからない。もし誰かが「この言語を学んでおけば将来ずっと大丈夫だ!」って言っていたとしても、信じられないなぁ。
だから、将来のためにどの言語を学ぶのが良いかを考えるよりも、まず作りたいものを考えて、それを作ることができる言語を学ぼう。

最初は何でもいいんだよ
何がいいんだろうと悩んで足踏みするぐらいなら、何でもいいから適当に一つ選んでかじってみるといいよ。
(中略)
どのプログラミング言語を学んでも、他のプログラミング言語を学ぶ時の助けになる。

二つ目の言語を学ぼう
一つのプログラミング言語を使っていろいろプログラムが作れるようになったら、二つ目のプログラミング言語をかじってみるのがおススメだ。二つのプログラミング言語を比較することで、同じところ、違うところがわかる。
(中略)
そうやっていろいろな言語をかじって、同じところ、違うところを知っていくことで「プログラミング言語を学ぶ力」が見に着く。この力を身に着けることがとても大事なんだ。

保護者のみなさまへ、という親御さんに向けた挿しこみ記事が、とても秀逸だと思いました。

わかりやすく、偏りが少なく、子どもを勇気づける良書だと思います。

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