小学生のプログラミング教育と仕事で必要なレベルの断絶

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
パパ
そうかぁ。そういう見方をしている人もいるんだな。

子供のプログラミング学習で、Scratchを用いる事に否定的な記事を見つけました。

プログラミング教育の落とし穴
https://wirelesswire.jp/2015/10/47351/

執筆者は、子どもの頃よりプログラミングに親しみ、現在起業した企業では日本はもとより米国やタイでもプログラミング講座を開講するなど、プログラミング学習に詳しい方のようです。

腹落ちするところが何ヶ所かあるので、少々長いですが、下記に引用させていただきます。

もっと大きな問題は、Scratchの延長上に普通のプログラミングがないことです。
たとえば、かつてBASICが隆盛を極めたことがありました。
大人も子供もBASICを学んだ時代です。

BASICでできることは、今日Scratchでできることとほぼ同じです。
しかし、BASICの場合、その延長上にプロとしての仕事がありました。

商業用ソフトがBASICで書かれたり、また、企業や工場の中で使うアプリケーションがBASICで書かれたりということはよくあったのです。

ですから、BASICが書ければ飯が食える、という状態が一定期間ありました。
これは90年代の終わり頃まで続きます。

その後、プログラミング言語の主流はC言語に移り、C++言語に移り、Javaに移行していきました。

一貫していたのは、CだろうがC++だろうがJavaだろうが、延長上に仕事としてのプログラミングがあったことです。

飯が食えるなら、勉強するのも悪くありません。
ところがScratchは、いくら勉強しても仕事になりません。せいぜい、Scratchを教える教員になれるくらいです。
プログラミング教育の落とし穴

今、息子まーくんは、Scratchが楽しくてたまらず、自分で集中してゲームを作っています。作ったゲームで遊ぶ時間よりも作る時間の方が増えているように思います。

プログラムの楽しさに目覚めて、良い方向に進んでいるなと思っていますが、Scratchだけを極めてもこの先には繋がらないということです。

更に続きます。

どうせ同じ時間をかけて勉強をするなら、本物のプログラミングというものを学ぶべきだし、学習意欲のある子供は、さらにそのまま突き進んでいけるようなレールを用意するべきだと思うのです。そのレールの先は、決して「ここで行き止まり」であってはならず、そのレールをずっと進んでいけばその先には本物のプログラマーへの道が開けるようなものでなくてはいけません。

スポーツの世界では、こんなことは当たり前です。

たとえば子供に卓球を教えるのに、子供用の卓球のルールを押し付ける親はいません。子供にサッカーを教えるのに、フットサルをやらせる親もいないでしょう。サッカーとフットサルは似ていますが、フットサルを極めてもプロのサッカー選手にはなれません。

プログラミングを教えるというのは一種の英才教育ですから、なぜわざわざ子供を檻の中に閉じ込めてプログラミングを教えなければならないのでしょうか。これは却って深刻な悪影響を与えてしまうと私は思います。

耳が痛いですね。子どもがとっかかりやすいように作られたScratchは、子どもが興味を持って当然なのですが、その先に本物のプログラムを書くというレールは繋がっていないということです。

重要なのは、途切れなくプログラミングを学び続ける道が繋がっていることです。
ScratchもBASICも、残念ながら行き止まりがあまりにも早くきてしまいます。

私が危惧するのは、子供達がこの段階で飽きてしまうことです。
あまりに早く壁にぶつかった時、「なあんだ」と思って諦めてしまうことです。

まーくんがScratchにハマっている間に、飽きてしまう前に、本物のプログラマーへの道が繋がっているプログラム言語への興味づけを行い、自分が意識して普通のプログラミングを学び続けるよう、サポート・励ましを続けなくてはいけません。

パパ
これはかなり難しい。。。大人がプログラミング学習を強制しても、楽しくなければ続かないし身につかない。なにか良い方法はないかしらん。

今、パパがあの手この手で息子をプログラミングの方向へ導いているのは、英才教育の一環なんだとあらためて自覚し、導き方を誤って挫折させないように親が良く考えないといけない、と考えさせられました。

息子が成長して、他にもっと楽しく熱中できることができて、そちらに移るのなら仕方がないですが、まだ今の段階で壁にぶつかって「つまんねー」と諦めてしまったら、大人の導き方に責任があるかもしれません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*